【作曲/アレンジ】コンスタントストラクチャーを使ったイントロ


1. 4度進行で下降する例

サチュレート・チョコレート

KeyC 
CM7 E♭/F B♭M7 | D♭/E♭ A♭M7 E♭m7/D♭ | F#M7 A/B EM7 G/A DM7 | F/G G aug/D♭ | 
CM7 (Aメロ頭) | 

M7を全音下に移動した形にVを挟んだ4度進行になっている。これを順次下降進行し最後はCM7に戻って1周している。また、Gaug/D♭は、Aメロ頭Gの分数augになる。青空のラプソディでは、さらにⅡ-Vを挟み込んで4度進行の転調を行っている。


KeyC
CM7 | E♭/F | B♭M7 | D♭/E♭ Gaug/D♭ |
CM7 | E♭/F | B♭M7 | C#M7 EM7 GM7(#11) Baug/F |
| EM7 (Aメロ頭 KeyE) |

前半は、同じく4度進行。後半は短3度のインターバルでM7を並行移動して最後は転調先のVの分数augを経由してAメロ頭に着地している。※GM7(#11)は、リディアンのⅠになり、並行移動の終わりに配置することでリディアンの終始感が出る。


2. ダイアトニックの構成に組み込む例


KeyC
| FM7 A♭/B♭ | E♭M7 G♭/A♭ | C/D | Eaug/B♭ Aaug/E♭ Daug Gaug/D♭ |
| CM7 (Aメロ頭) |

FM7→A♭/B♭→E♭M7→G♭/A♭
ダイアトニックの構成に組み込み、Ⅳから4度進行で下降していると考える。

C/D
キーC上のダブルドミナントD7をスラッシュコード化。この後の連続ドミンナトの起点になる。

Eaug/B♭→Aaug/E♭→Daug→Gaug/D
分数aug(Vの代理)を使った4度進行で上昇。この場合の分数augは、基本形→第二転回形→第一転回系→基本形にすると半音で上昇することが出来る。最初にEaug/B♭は、Cマイナー平行からの♭VII(ドミナント)に構成音が似ているので、♭VIIの代理になっている。


KeyC 
| CM7 | Em7 | FM7 | D7/F# B7/D# | 
| C/G G#dim7 | Em7/A B♭dim7 | Dm7 Fm7 | EM7 | 
| E♭M7 (Aメロ頭) | 

D7/F#→B7/D#
キーC上にあるダブルドミナントを連結している。本来D7/F#の次はC/Gにいくが、B7/D#(Ⅲ7のダブル)を経由してからC/Gに着地。C/Gに行く前にもう1個ドミナントを挟んで、緊張を倍にしてから解決しているという構造。※♭VIIのドッペルドミナントでもできる可能性あるため、後日検証予定。

Em7/A→B♭dim7
これは A ベースに Em7を載せた形。これは、 V7/Ⅱとなり次に Dm に着地する進行になる。その前にB♭dim7を挟んでいる。♭VII°は、♭VII(ドミナント)に構成音が似ているので、ドミナントを連結(Ⅲm/Ⅵ→♭VII)したような緊張感があり都合がいい。

EM7
転調の起点にⅢ7を使うことがよくあるが、セブンスでなく maj7 にすることで、ドミナント感を和らげ、浮遊感が出る。 また、EM7は、転調先の最初のコードD#M7をトニックとした裏コード(♭Ⅱ7)をmaj7に置き換えてると考え方もできる。




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