【作曲/アレンジ】コンスタントストラクチャー

コンスタントストラクチャー(一定の構造)とは、同種のコードを異なるルートで連続させる和声技法のことである。以下が詳しく解説した記事になる。

記事ではメジャーセブンスコードを連続させてるが、マイナーセブンスやドミナントセブンスなど、様々なコードでコンスタントストラクチャーを作ることができる。

また、コンスタントストラクチャーの中でも、連続するコードのルートが一定のインターバルで推移しながら循環するものを「マルチトニックシステム」と呼び、さらにVやⅡ-Vを挟み込んだものが、通称「Coltrane Changes(コルトレーン・チェンジ)」と呼ばれ「Giant Steps」などで使われている。

Giant Steps (コード解説)

ポップスでは、以下楽曲のイントロの最後が、Ⅳ/Vを連結した手法になり最後にⅡを挟み込むことで転調につなげている。※コード解説


以前の書いた以下記事もコンスタントストラクチャーの一種と言えるだろう。

・平行移動を使った転調
・【モード】エオリアンスケールとモーダルインターチェンジ
・【作曲/アレンジ】メジャーセブンスの並行移動








コメント