ピカルディー終始とマリオ進行 【前編】からの続き
----------------使用例3----------------
近年のアニソンでは、この進行が多様されている。以下は、代表的な曲になるが、この他にも沢山の楽曲で使われているので、自身で見つけてみてほしい。かなりインパクトのある響きなので、慣れれば聴いただけで分かるだろう。
God knows... (イントロ終わり、サビ終わり、アウトロ終わり)
もってけ!セーラーふく(サビ:セーラー服だからです結論)
Cagayake! GIRLS (冒頭歌だし終わり、サビ終わり)
君の知らない物語 (サビ終わり)
コネクト (冒頭歌だし終わり、サビ終わり)
青空Jumping Heart (Aメロ 君を探してたよの部分)
----------------使用例4----------------
最後に特殊な使用例になるが、以下の楽曲のようにマリオ進行を連結する手法もある。
ギラギラ (2:57 そこに〜)
これは、キーCにすると以下のコード進行になり、45→6♭ 7♭まで進行したら6♭ 7♭を平行長調45に読み換えて無限に短3度の転調を繰り返すことができる。
キーC:F - C - A♭ B♭- B D#
4 5 6♭ 7♭
↓
4 5:Cmの平行調のE♭の45に置き換える
↓
6♭ 7♭:E♭の平行単調Emの6♭ 7♭の進む
※長調(C)の45→同主短調(Cm)の67=平行長調(E♭)の45→同主短調(Eb)の67
また、以下の楽曲のように全てマイナーコード置き換えることもできる。
キラリ (3:02 Ahah〜)
これは、以下のように単調の45を繰り返えしていると考えると覚えやすい。
キーCm:Fm - Gm - A♭m B♭m - Bm D#m
短調(Cm)の45→平行長調(E♭)の同主短調(E♭m)の45→ 平行長調(Gb)の同主短調(Gbm)の45
※長調のⅡ-Ⅲ同主短調のⅣm-Ⅴmを繰り返してると考えると同主調転調になる
キーC:Dm Em [Fm Gm] A♭m B♭m
長調(C)の23→同主短調(Cm)の45=平行長調(E♭)の25→同主短調(Ebm)の45
尚、Stevie WonderのLatelyでも近い進行を使っているため、参考にしてほしい。
Lately (3:02 Cause this time〜 )
※参考リンク
無限に盛り上がりを作れる「階段コード進行」
マリオ進行を使ったコード進行のアイデア
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