Key:A
Diatonic:A-Bm-C♯m-D-E7-F♯m-G♯m-5 イントロ
| Aadd9 | Aadd9/C♯ | D△7 | E C♯7 | | F♯m7 | E | D♯m-5(lyd) | E11 |
Diatonic:A-Bm-C♯m-D-E7-F♯m-G♯m-5 イントロ
| Aadd9 | Aadd9/C♯ | D△7 | E C♯7 | | F♯m7 | E | D♯m-5(lyd) | E11 |
前半は、定番進行の「I-IV-V-VIm」を「I-I/Ⅲ-Ⅳ-Ⅴ-VIm」にアレンジ。順次進行で上昇することで物語の幕開を感じさせる。この進行は、「君の知らない物語」のイントロやRADWIMPSのスパークルのイントロでも使われている。D♯m-5は、リディアンスケールの4度とのモーダルインターチェンジ。9thなどのテンションコードと相性が良く冬の透き通った空気感がうまく表現されている。
Aメロ
| Dadd9 | Eadd9 | F#m7 | F#m7 E |
| Bm7 | C#7 D#m-5(lyd) Fdim | F#m11 (sus4) | Em7 A7 |
| Dadd9 | Eadd9 | C#m7 | F#m7 |
| Bm7 | E11 | Asus4 | A |
| Dadd9 | Eadd9 | F#m7 | F#m7 E |
| Bm7 | C#7 D#m-5(lyd) Fdim | F#m11 (sus4) | Em7 A7 |
| Dadd9 | Eadd9 | C#m7 | F#m7 |
| Bm7 | E11 | Asus4 | A |
前半は「4-5-6」を使用。この進行は、ヨルシカ 「だから僕は音楽を辞めた」などAメロに使われることが多い。また、戦場のメリークリスマスもこの進行なので、冬を感じるのかもしれない。6小説目のC#7は、次の小節のF#mのセカンダリードミナントで、平行長のマイナーキーの5度(ハーモニック)と同じため、マイナー感を出すことができる。さらにこの間にリディアンからのモーダルインターチェンジであるD#m-5とFdimを挟んだトリッキーな進行になってる。8小説目のA7は、Fmをトニックとしたセンカンダリードミナントだが、 2−5−1にして強い終止感を出している。このキメはサビでも使われ、この曲の印象的なアクセントになっている。
Bメロ
| D△7 | E7/D | C#m7 C#7/E# | F#m7 A/E |
| Bm7 | C#m7 | DM7 | C#m7 |
| DM7 | D#dim | D/E | % |
| D△7 | E7/D | C#m7 C#7/E# | F#m7 A/E |
| Bm7 | C#m7 | DM7 | C#m7 |
| DM7 | D#dim | D/E | % |
4小節目F#m7に着地するためのセカンダリードミナントC#7を分数コードにしている。F#m7に向かうパッシングデミニッシュとして考えることもできるが、コードの響き的に前者の解釈が正しいだろう。3度をルートしたセカンダリードミナントの例は、「ふわふわタイム」のBメロのサビ前でも使われている。(ふわふわタイムの場合、V7をトニックとしたセカンダリードミナントになる)。逆に後半のD#dimは、完全にパッシングデミニッシュとして機能している。基本上昇コードだが、焦らすように一旦C#m7に下降し、そのあと一気にサビまで駆け上がる気持ちいい進行になっている。
サビ
| Aadd9 | A/C# | E/D D△7 | E C#7/E# |
| F#m7 | E | D#m7-5(lyd) | Bm7 E11(sus4) |
| Aadd9 | A/C# | E/D D△7 | E C#7/E# |
| F#m7 | E | D#m7-5(lyd) | D△7 C#7 |
| F#m7 | C#7/E#| A/E | D#m7-5(lyd) |
| Bm7 | C#m7 | Dm(SDM) | G7(Aeo) E7 | 出だしは、イントロに似た進行だが、Bメロの3小節目と同様にE -C#7/E#-F#m7と半音で上昇し、イントロと同じ進行で下降。最後は、Aメロでも使われているキメで2−5−1のアクセントを付けている。17小節目のF#m7は、 Just the Two of Us進行 「Ⅳ-Ⅲ- Ⅵm」を使用。続いてⅥmのF#m7をトニックマイナーとしてクリシェ(ベースが半音で降りる進行)を展開。最後のDmは、サブドミナントマイナーを使用し、次のG7もエオリアン(マイナーキー)からのモーダルインターチェンジ。アンニュイな雰囲気で切なさを演出している。以下インタールードは、サビの前半と同じ進行になっている。
| Aadd9 | A/C# | E/D D△7 | E C#7/E# |
| F#m7 | E | D#m7-5(lyd) | Bm7 E11(sus4) |
| Aadd9 | A/C# | E/D D△7 | E C#7/E# |
| F#m7 | E | D#m7-5(lyd) | D△7 C#7 |
| F#m7 | C#7/E#| A/E | D#m7-5(lyd) |
| Bm7 | C#m7 | Dm(SDM) | G7(Aeo) E7 | 出だしは、イントロに似た進行だが、Bメロの3小節目と同様にE -C#7/E#-F#m7と半音で上昇し、イントロと同じ進行で下降。最後は、Aメロでも使われているキメで2−5−1のアクセントを付けている。17小節目のF#m7は、 Just the Two of Us進行 「Ⅳ-Ⅲ- Ⅵm」を使用。続いてⅥmのF#m7をトニックマイナーとしてクリシェ(ベースが半音で降りる進行)を展開。最後のDmは、サブドミナントマイナーを使用し、次のG7もエオリアン(マイナーキー)からのモーダルインターチェンジ。アンニュイな雰囲気で切なさを演出している。以下インタールードは、サビの前半と同じ進行になっている。
| Aadd9 | A/C# | E/D D△7 | E C#7/E#|
| F#m7 | E | D#m7-5(lyd) | Bm7 E |
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